Beyond Record, Into Coherence.

The Intelligent Fabric for HR Truth

忘れない。隠さない。だから、噛み合う。

ALETHIUM™は、人と組織のすべての事実を時間とともに積み重ね、すべての数字に根拠を添える、AIネイティブな人事のSoR(System of Record)です。

AI proposes. Rules decide. People approve.

横軸は「いつ有効か」、縦軸は「いつ記録したか」。上書きせずに積むので、過去のどの時点で何を知っていたかまで再現できます(図は架空の例)。
01 — Problem

これまでのSoRの限界:
記録はあるが、真実が見えない。

人事のSoRは、会社の中でいちばん「正しくなければならない」システムです。それでも現場では、同じ問いが毎月のように繰り返されています。

  • I
    さかのぼると、過去が崩れる遡及の発令や訂正のたびに、「あの月の時点で、何が正しかったのか」が分からなくなる。
  • II
    「なぜこの額?」に答えられない計算の根拠が追えず、社員・経営・監査からの問いに、人が調べて答えている。
  • III
    法改正のたびに、改修を待つ制度や料率が変わるたびに、改修の費用と時間がかかる。
  • IV
    システムの外に、もう一つの台帳変化に追いつけない部分が表計算に逃げ、どれが最新か分からなくなる。
  • V
    乗り換えが、怖い新しいシステムが本当に同じ結果を出すのか、切り替えるまで確かめられない。

Root cause

根本原因は明確。これまでのSoRは、
「今の値をしまう箱」として作られてきたから。

FACTS

事実は、上書きされる

新しい値で古い値を消すので、過去の認識を取り戻せない。

RULES

ルールは、コードに埋まる

規程や法令の変更が、そのまま改修の案件になる。

JUDGMENT

判断は、人と表計算に散る

誰が、何を根拠に決めたかが、記録の外に残る。

Why "AI-added" is not enough

この箱の上にAIの対話画面を載せても、根は変わりません。上書きされた過去は、AIにも取り戻せない。根拠のない数字は、AIにも説明できない。コードに埋まったルールには、AIは触れられない。

AIが本当に働くには、AIが働ける地盤そのものから作り直す必要があります。ALETHIUMは、そこから始めました。

02 — Aletheia

ἀλήθεια

a-(…でない)+lēthē(忘却・覆い隠すこと)

真実とは、
忘れず、隠さないこと。

ギリシャ語で「真実」を意味する aletheia は、もとは「忘れられていない」「覆われていない」状態を指す言葉です。ALETHIUMの名は、この言葉に、元素の名に使われる -ium を重ねたもの。組織の真実を支える、基礎の物質でありたいという意思を込めています。

Promise 1 — Never forget

忘れない

すべての事実を、「いつ有効か」と「いつ記録したか」の二つの時間とともに積み重ねる。上書きも削除もせず、訂正も追記で表す。

Promise 2 — Never conceal

隠さない

すべての金額に、「どの入力 × どのルールの版 × どの料率表の版」から生まれたかを添える。判断の経緯も、誰がいつ承認したかも残す。

03 — Principle

混ざっていたものを、
分ける。

事実・ルール・判定・提案・承認。これまで一つの箱の中で混ざっていた五つの役割を、はっきり分けました。分けたからこそ、それぞれが確かめられ、全体が矛盾なく噛み合います。それが、ALETHIUMの言う Coherence です。

  • 事実FACTS時間付きで、追記だけする二つの時間軸で記録し、上書きも削除もしない。
  • ルールRULESコードではなく、データで持つ国・会社・報酬の決めごとは、版の付いた「パック」として差し替える。
  • 判定DECISIONS決定論のエンジンが行う計算・権限・承認ルートは、同じ入力なら必ず同じ結果。AIには判定させない。
  • AIPROPOSALS提案し、説明し、先に気づくルール案・影響分析・異常の検知・説明文。AIは提案までを担う。
  • 人APPROVAL承認する提案 → 承認 → 実行が、すべての操作の標準の形。

AI proposes. Rules decide. People approve.

04 — The Fabric

真実を織る、
六つの仕組み。

分けた役割を、一枚の布のように織り合わせる仕組みです。どれも「あとから足した機能」ではなく、最初から土台に組み込んでいます。

各項目の印は、合成データのデモ環境での状況です(実現/一部実現)。

01 · Bitemporal

二つの時間で、すべてを記録する

遡及の訂正、未来の予約、確定後の修正が、矛盾なく並ぶ。画面ごとに「あの時点の、あの時に知っていた姿」を再現できる。

実現

02 · Explainable

1円まで、根拠をたどれる

計算は純粋な関数で、同じ入力からは必ず同じ結果。全金額に入力・ルールの版・料率表の版が付き、ワンクリックで根拠に届く。

実現

03 · Packs

コアは、どの国でも変わらない

国に依存しない共通のコアに、国・会社・報酬のパックを重ねる。会社固有の事情はデータで書き、エンジンを改修しない。

一部実現 — 日本・米国の一部の州・英国の基本

04 · Continuous compliance

法改正に、改修待ちはいらない

公表を見張るエージェントが、ルールパックの修正案とテストを先に用意する。ベンダーの改修を待たず、人は中身を確かめて承認するだけ。

一部実現 — 見張りと差分の提案まで

05 · Agent-native

意図を述べれば、提案が届く

意図 → AIの提案 → 影響のプレビュー → 承認 → 記録。AIも人も、同じ権限・同じ監査・同じ承認の流れで動く。

実現

06 · Trust by design

安全は、あとから足さない

会社どうしの分離は、アプリの作りに頼らず、データベースの行単位で強制する。書類は暗号化し、見たことも記録に残る。過剰な権限は棚卸しで見つけて外す提案をする。

実現

Four layers

堅さと柔らかさを、層で両立する。

揺らいではいけないものはコアに、変わり続けるものはパックに。法改正も、制度の変更も、新しい国への展開も、「作り直し」ではなく「パックの差し替え」になります。

Comp & Benefits Packs報酬等級・インセンティブ・福利厚生など、報酬の体系。
Company Packs会社規程・締め日・手当など、その会社だけの決めごと。
Country Packs国労働法・社会保険・税・様式など、国ごとのルール。
Global Coreコア人・組織・ポジション・時間・権限・根拠。国に依存しない、全世界共通の強固な土台。
05 — What it enables

真実が、
次の一手になる。

忘れず、隠さない記録があると、これまで「怖くてできなかったこと」「時間がかかりすぎたこと」ができるようになります。

Proof-based migration

一か八かの賭けはいらない。
証明してから切り替える。

過去の給与を同じエンジンで計算し直し、社員 × 月 × 項目で突き合わせる。差は理由ごとに分けて示し、残る差をすべて説明できた状態で切り替える。

01

取り込む原本を暗号化して預かり、何も取りこぼさない

02

計算し直す当時の料率表の版で、過去の月を再計算

03

突き合わせる差を端数・設定漏れ・手修正などに分類

04

証明して切り替える一致の証明レポートを添えて移る

一部実現 — 道具と合成デモの証明レポート

Implementation by inference

設定作業そのものを、なくす。

過去の給与明細と規程から、給与体系・手当・端数処理をAIが推定してルールの案を作り、過去の実績との突き合わせで確かめる。さらに設定から規程の条文を作り、原本との違いを示す。規程とシステムがずれない状態をめざします。

一部実現 — 日本の月給・月末締めから

Live what-if

組織改編を、その場で試す。

異動・組織の改編・報酬改定・規程の変更を、本番と同じ計算で全社員に当て、給与・承認ルートの差を示す。記録は一切変えずに、何度でも試せる。

一部実現 — 全社員の差を見るところまで

Human + AI organization

人とAIが混ざる組織の、SoRへ。

AIエージェントもポジションに就き、権限・コスト・管理ラインの対象になる。人とAIを合わせた組織の姿と損益を、同じ記録の上で見られるようにします。

構想 — 権限の主体としては実現

06 — Ecosystem

閉じない。
真実の源泉に徹する。

ALETHIUMは、すべてを自分で抱え込みません。人と組織の真実を、開かれた接続の約束で外へ渡し、ほかのプロダクトが差し込める土台になります。

Dynamic intelligence

EKALLIUM™

スキルとジョブの知性。スキルの鮮度や、ポジションの要件とのギャップを、日々の仕事の中で捉える。

Coherent record

ALETHIUM

人・組織・契約・報酬の、確かな記録。スキルを「主張」として時点付きで受け止め、配属や報酬と結びつける。

二つが結びつくと、能力の帳簿と報酬・配属の記録が重なり、「人的資本の損益」が初めて見えるようになります。構想

Open APIMCPSCIM 2.0WebhooksHR Ontology
07 — The story

なぜ、いま、
SoRを再発明するのか。

問題の根から、思想、仕組み、できること、そして広がりまで。ALETHIUMの考えを、五つの幕で通して読めるようにまとめました。

Act I

真実が守れない理由

Act II

忘れない、隠さない

Act III

真実を織る仕組み

Act IV

真実が次の一手になる

Act V

開かれた真実の源泉へ
ALETHIUM — Beyond Record, Into Coherence

人事のSoRこそ、
AIネイティブであるべきだ。